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相手の名前を覚える

人の顔と名前、覚えていらっしゃいますか?

人には、だれにでも、誰かに“認められたい”という欲求があります

例え、店員さんであっても、名前でよばれるのは、うれしいことです。窓口対応でも、”お客様”と呼ぶよりも、お名前でお呼びするほうが、効果的です。

サービス業では、常連さんのお名前を覚えることによって、お客様の居場所をつくることになります。さらに、お話を聞いて差し上げることも、お客様に居場所を提供するということです。

しかし、まったく逆の場合がでてきました。

特に、若い人の場合、“一人にしておいてほしい”というサインを出していることがあります。このサインは必ず読み取り、サインを出しているようであれば、そっと見守るだけにしましょう。立派にお客様の居場所を提供しています。

最近、若い人はいろいろな情報にさらされ、リスク管理などに忙しすぎるので、いろいろなことを同時にしたくなくなっているかもしれません。

お客様のほうから切り出してお話しされるようであれば、是非、お話ししていきましょう。

常連さんでも、ときどき、前に話した会話を忘れてしまったりすることもあるかもしれませんね。そういうときのために、前に会話したときの、単語をメモしておくといいかもしれません。

例えば、①フランス、②9月、③7日間とか、会話のヒントになる単語だけでかまいません。

  • ①人間関係にかんする話題
  • ②転職の話
  • ③心の病気などの健康面の話
  • の話からはじめるのはよくありません。

    例えば、前に話したときに、会社の人間関係で悩んでいたとします。
    こちらとしては、励ましのつもりで、“会社の人とはその後うまくいってますか?”と、聞いてみるのはあまり好ましくないといえるでしょう。

    お客様は、とっくにその話しを忘れているかもしれないし、また“忘れたかった”かもしれません。自分が聞きたいことを相手に押し付けないようにしましょう

    名前をよく間違える方にお会いしたことがありますが、悪気はなくとも悪印象です。

    どうしても覚えられない方は、”お客様カード”をつくって、お名前をその場で書いていただくといいかもしれません。

    名目は・・・お好みを知るため、ということでよろしいかと思います。
    例えば、アレルギーとか、苦手なものとか、お好みとかがわかるようになるからという名目で、よろしいかと思います。