ベテランのお話しをします。
ベテランの域に達すると、自分自身が変わることや、環境を変えることが難しくなっていきます。
そもそもベテランになると、プライドをもって職人・プロフェッショナルとして仕事をしています。
会社員時代、わたしは、アメリカで人材教育の研修に参加させて、もらったことがあります。
アメリカの人材教育、西海岸の技術研修、シリコンバレーのコミュニケーション研修。
当時、そういう単語を聞いただけで、わたしの期待値が「大」でした。そんなアメリカの研修のプロでさえ、
とため息をついていましたよ。
ね?
誰がやっても難しいのが大人の教育です。
例えば、わたしは現場の監査役として仕事をさせていただくことがあります。
わたしのように若い(若く見えるらしい)オンナが、ウロチョロして、です。
アアですよ、コウですよ、と説明しても、なかなか素直に聞けないワイ!という感情は、よく理解できるほど、実感してきました。
わたしが研修を作るのではなく、逆にわたしが誰かの考えに基づいた研修を受けることで、わたしの心の中でのフラストレーションや、気持ちの変化、考え方の整理、ができるようにもなりました。
定期的にでも、たまには研修を受けてみることが重要です。
さらに、わたしが研修が全くない会社に転職してみて、あらためて研修の時間は大事だ!と、気がつきました。
研修を受けている間、本業の仕事や締め切りのことばかりが頭をめぐり、研修を時間ドロボーのようにとらえてしまう時期があったからです。
最近では、ベテラン社員がフレッシュマンに教える機会も減りましたが、ベテラン社員が教えてもらえる機会はかなり減っているように、感じています。
情報は日々変化していくのですから、やっぱりベテランとはいえ、時々は情報のリニューアルや見直しをしていきたいものです。
さらに、新規採用が減ってきているため、ベテランとして人に教える機会も減っていることは深刻です。
ベテランの貴重な体験や知識が、定年によってどんどん失われてしまうのです。
そこで、わたしはこれまでの実体験を基にした人材研修をeラーニングとして販売していくつもりです。
試験が終了しましたので、あとは販売開始シミュレーションテスト中です、今後もどうぞ応援してください。