BGMはスパイス

お店の中で、お客様同士の会話が聞こえてしまうと、なんだか気まずいですね。

お店が”無音”だと、居心地が悪い場合もありますね。
お店では、適度なBGMを流すと良いようです。インテリアと同じように快適なBGMをみつけてみると楽しいかもしれませんね。

気をつけなければならないのは、常連さん同士がお店で顔を合わせたときです。
たいていのお客様は、本日のお支払金額を大きな声で言われることを嫌います
見栄を張りたいこともあるんです。

金額を言わずに、”おつりは300円です、お確かめください。”とだけ言うのも良いかと思います。

先週、”無音の環境”を体験してきました。無音の環境で、サウンドシステムを使うと、なんだか奥行がでて、室内にいるのに森の中にでもいるような感じでした。無音になると、最初は耳のなかで”キーン”という音を再生するのですが、後はなにもない世界でした。頭がすっきりしますので、何か創作活動をするひとに、おススメします。

一方、ノマドの働き方の方では、カフェのようなざわめきがあったほうが、仕事が進むという方もいます。

コミュニケーションの問題を考えると、擬音語のような音を入れると、会話が豊かになるといわれています。

日本のマンガを海外へ輸出するビジネスでは、擬音語をうまく外国語に翻訳できないので、そのままになっていることがよくあります。

フランスの小さな田舎町でも、日本のマンガブームで、お店の中にはたくさんの日本マンガが置いてありました。
クリスマスシーズンだったのに、若い人がたくさんお店にきていました。
むかしのように、”マンガばっかり読んでぇ(怒)”なんて、怒ってばかりいると、国際社会に適応できなくなってしまうかもしれませんから、ほどほどに注意しておきましょう(笑)。

BGMがステキなお店があるのですが、実は店長さんがとてもシャイな性格で、お客様と思うように話せないんです。
また、お店を一人で切り盛りしているので、お客様とお話しする時間がとりにくいというのも悩みなんだそうです。

そのマイナス点をカバーしているのがBGMです。

店長さんの気分でBGMを変えているそうで、お店のスパイスになっています。